北海道旅行前編


期間・・・・平成18年8月7日(月)9:30〜17日(木)2:00

総移動距離・・・・4490Km


旅行時間・・・・232時間


 プー旅行。どうきれい事を言っても、それが現実。そう、オレは7月いっぱいで長年勤めてきた仕事を辞め、現在は失業者。どこぞの誰かはニートなんぞと呼ぶが、オレは働く意欲満々なので、決してニートなどではない。まあ、何もしなくて生活できれば喜んでニートになるが・・・・。まあ、そんな事はドーデモイイ。失業者となった今、自分に何が必要かと聞かれたら、オレは『休養』と答える。ここ最近、神経をやられてふらふらだったからな。で、今回はその『休養』の一貫。8月いっぱい休むことにしたので、これを機会に1度行ってみたかった北海道を思い切り楽しんで来ようかと。
 
 で、出発前に決めたのはフェリーの予約。最低これをしなければ、オレは北海道に行くことも帰ることもできない。行きの空席状況を見ると、7日に茨城県の大洗港→苫小牧の便に1つ空席があったので、有無を言わさずそれにした。つーか、他にいくら探してもないから。で、今度は帰りなのだが、大洗までの便が全く無い。なんと23日まで予約がいっぱいいっぱいなのだ!。なんぼなんでもそれでは長すぎるので、やむなく16日の函館→青森行きの便で手を打った。それも空席はあと1つの状態だったので、まさにぎりぎりいっぱい。電車(飛行機)+レンタカーという手もあるが、、1週間もレンタカーだと費用がばかにならないので。

 ・・・・つーわけで、7日に大洗港を出発し、16日に函館を出発することが決定した。もちろんそれ以外のことは全く白紙。んじゃあ、いつものごとく、行けるとこまで行ってみますか!!。


 8月7日、9:30出発。今回は不足の事態に備えて(?)、枕と毛布も持参することにした・・・・なんかいつもと同じような気もするが。で、富士インターから東名に入り、一路東へ向かう。時間は結構余裕があると思うが、首都高がどれだけ渋滞しているのか予想もつかないので、早めの出発。東名はさくさく流れたのだが、首都高に入った途端に・・・・でた。首都高名物大渋滞。なんというか、予定通りって感じだ。いつも不思議に思うのだが、首都高って絶対どこかで渋滞してるよな。深夜とか、早朝とかならともかく、昼間の首都高って渋滞して身動き取れない状態しか記憶に無い。もうちっと早く外環道を整備してくれないと、いつまでたっても渋滞は解消しないじゃん。これだけ渋滞がひどいと、経済効果の損失もバカにならないよ。

 ・・・・とまあ、延々とこんな感じで、匍匐前進状態でなんとか前に進む。しかし、全然進まないので、エアコンの効きも悪くなるし、チョー最悪。結局三郷JCTまで渋滞してて、そこを過ぎて常磐自動車道に入ると「あれ?今までの車はどこに行った?」っていうくらいがらがらになった。
  その後は順調に進み、日立南太田インターを出る。ほんとは大洗に行くには北関東自動車道方面へ行くといいのだが、時間に余裕があったので、ちょっと寄り道したくて少しだけインターをオーバーすることに。日立南太田インターを下りてしばらく走ると、虚空蔵温泉という温泉を発見。当然寄り道決定。


 虚空蔵温泉。

 ここの温泉は真っ黒でなにも見えないくらい。

 コーヒー風呂に入っているみたい。


 なかなかいい温泉ですな。なんでも海藻類が発酵して、真っ黒な温泉になったのだそうだ。オレはてっきり、露天風呂から見える「核燃料サイクル開発機構」の再処理工場からの放射能で汚染されてしまったのかと思ったよ・・・・なんて寒いギャグを抜かしつつ、さっぱりした体で一路大洗を目指す。

 17:00、大洗港到着。で、何はともあれ乗船手続きをとる。・・・・って、なんかえらい簡単に終わってしまった。印刷した用紙を提出して終わり。さすがネット予約ですな。受付はやはりこうでなくては。さらに、車をフェリーに載せ、全て準備完了。あとは出航を待つのみ。ここまでの走行距離320km。

 18:30、出航。・・・・って、何もすることが無い。夕飯食ったら本気で何もすることが無い。外へ出ても真っ暗だし、一応ゲームコーナーみたいなものはあるが別に興味ないし。仕方ないのでベットで寝ることにした。結構疲れで眠くなってきたし。一応個人のベットはあてがわれてあるが、これがまためちゃ狭い。が、贅沢は敵なのでがまんがまん。貴重品を枕元に置くと相当窮屈だが、まあ何とか眠れそうなので、とりあえず爆睡モード。おやすみzzz・・・・。

 21:40、目が覚めた。中途半端な時間だが、どうしよう・・・・。ああそうだ、風呂に入ってなかった。んじゃ、風呂で一汗流すか。・・・・って、おいおい、22:00で終了ってマヂですか?。ぐえ〜〜、せっかく風呂入ったのに、わずか10分で追い出されてしまったよ。体洗っただけで終わりなんて、そりゃあんまりだよ・・・・って言っても、仕方ない。明日の朝入り直そう。とりあえず汗は流せたし。体がさっぱりしたので、これからの事を考える。るるぶとにらめっこする事数十分、なんとか移動ルートを考えた。今までルートを考えてその通りに行ったことなどありゃしないんだけど、今回は結構長丁場なのである程度最低限のルートくらいは考えたほうがいいだろうし。んじゃ、する事したので、もう一度寝直しますか。おやすみ・・・・。


 8月8日、6:30起床。何はともあれ風呂に向かう・・・・が、なんとサウナが故障ちうになってる!!。なんで、昨日はきちんと使えてたみたいなのに。ふう、朝からサウナは水分不足になると自分に言い聞かせてあきらめよう。どうせ北海道に上陸すればしこたまあるだろうし。それまでがまんがまん。

 風呂でさっぱりした後、朝飯を食べて後はだらだら過ごす。ベットのなかでは落ち着かないので、ラウンジのようなところで読書タイム。ほどなくして「イルカがいる!」なんて声が聞こえてきたのでそちらを見ると、確かにイルカがいた。写真に収めようと大至急甲板に移動しイルカを探したが、残念ながらどこかへ行ってしまった。残念。

 さらにだらだら過ごす。つーか相当暇。ソファーにずっと座っているのって、なんか落ち着かないんだよな。もぞもぞしながらひたすら時間を過ごすこと数時間。ようやく苫小牧の地が見えた。いよいよ北海道だ!!。

 13:30、苫小牧到着。とりあえずフェリーから降りて位置を確認したいのだが、位置は未だ大洗のまま。仕方ないのでしばらく移動してると、ようやく位置が補正された。さて、それでは昨日の夜に散々考えた第1の目的地、夕張に向けてしゅっぱ〜〜つ!!。

 ・・・・というわけで、北海道に足を踏み入れたオレは、いの1番に夕張に向かって出発した。なんで夕張かっていうと、それはもちろん財政の破綻した市を見たいから。やっぱ、こういったのって、タイムリーに話題にしないとね。・・・・なんか文句ある?。で、進路を夕張にとるのだが、噂に聞いたとおり、北海道の道ってめちゃめちゃ広くてきれいだな。なんか、飛ぶように車が走るんだよな。


こんな感じで、

見える限り真っ直ぐな道路が

延々と続く。


 さて、こんな気持ちいい道路を延々と走り続けること2時間、ようやく夕張に到着。で、早速することといえば・・・・


 やっぱ温泉で一汗流さないと。

 ユーパロの湯だって。

 けっこうきれいな施設で500円。

 温泉もそこそこ入れるし。

 ま、いいんじゃないの?。


 まずは温泉で汗を流した後、いよいよ本番。いざ、無駄な箱物を目指して行きますか。


石炭の歴史村。

近年まれに見る無駄な箱物。

これは園内にあるアドベンチャーファミリーという遊園地。

時間が時間だけに(?)人影はまばら・・・・つーかなかった。


 いや、なんていうか、寂しいの一言だな。駐車場は500円かかるので行かなかったが、上から覗いても人の気配なんかありゃしない。せいぜい社員がうろうろしているくらい。奥のほうにあるジェットコースターも動いてないし、何より子供の声が全く聞こえてこないのだ。なんか、ちょっとしたゴーストタウンの悪夢を見ているみたい。これ以上ここにいると気が滅入ってきそうなので、そそくさと後にする。いっちゃあなんだが、間違ってもここには来ないほうがいいと思うぞ。なんぼなんでも、あそこまで人が全然いないのって、あまりに寂しくて、いても楽しくないと思う。ちなみに、オレが写真撮ってる時、ランエボが同じように箱物を見学に来てた。全く暇人だのう。

 で、もう一つの箱物、メロン城も表まで。こちらも閉館時間のため、人影は全く無い。すげー無駄な時間を使ってしまった。まあ近いからいいけど。

 ま、そんなわけで、夕張の箱物見学終了。これ以上は本気で時間の無駄なので、これより第1宿泊目的地の旭川へ向かう。で、とちうの峠道が、なんとも気持ちいい。タイヤを軋ませながら走らせると、ちょっとしたラリーをやってる気分。対向車なんてまったく無いし、道は整備されてるし、もう文句のつけようがないね。そんな感じで快適クルーズを楽しんでると、草むらからキツネがひょこっと出てきた!。おおおおお、野生のキツネなんて初めて見た。さすが北海道。野生の王国だな。結構なスピード出してたので、急ブレーキかけてるうちに見えなくなってしまい、残念ながら写真に収めることができなかった。残念。

 その後は何事も無く、道央自動車道を北上し旭川へ到着。で、まずは宿を探さないといけない。そうしないと、何しにここへ来たか分からないからな。つーわけで、ナビの情報を頼りに早速あちこちのホテルにTELするのだが・・・・どこも満席。おいおい、いかに北海道第2の都市とはいっても、なんぼなんでも満席過ぎじゃない?。さらにかけまくっていると、そのうちの一軒に「うちはラブホテルなんですけど・・・・」なんて言われちまうし。おいこらパイオニア!。なんぼなんでもホテルのなかにラブホテルなんぞ入れとくなよ!。全然形態が違うじゃねえかよ!。おかげでえらい恥ずかしい思いしてしまったじゃないか!。

 ・・・・・・・・・・ふぅ、血圧上がってしまいそうだ。が、これであきらめるわけにはいかない。オレとしては、できるだけ車中泊は避けたいからな。それっぽいホテル名は避けてTELしよう。・・・・で、結局30件近く連絡して、ようやく空きのあるホテルを見つけた。値段はお盆料金とやらでちと割高らしいが、まあ仕方ない、がまんしよう。では、宿も決まったので、飯でも食って、近場の温泉でも探しますか。


 飯を済ませた後、近場の温泉へ直行。

 ここは当麻温泉というところ。

 ほんまもんの温泉ではなく、

 ラジウムを含んだ石を浴槽に入れての温泉らしい。

 ・・・・それは温泉ではないと思うぞ。


 なんか、釈然としないが、まあいいでしょう。体をさっぱりさせて、宿へ到着。場所は旭川駅の繁華街前という一等地・・・・なのだが、なぜ空き部屋があったのか納得。なんかボロい。自動ドアとかガーとかキーとか音がするし、室内もちょっといただけない。なんか知らんがエアコン効かないし。まあ1泊6500円くらい(特別料金で8500円くらいだった)ならまあ我慢しよう(きちんとした金額は覚えてない。領収書も捨ててしまったし)。さて、ようやく長い1日が終わった。明日はもっと長い1日になるだろう。そんなわけで、明日に備えて寝よう。おやすみ・・・・。ここまでの走行距離640km。


 8月9日、4:30起床。いつもながらの、超早起きモード。予定ではこの後旭山動物園へ行くのだが、なんぼなんでもこの時間では開園してないので、ちょびっと時間を潰すことに。で、どこに向かうかというと、富良野。旭川からだと結構近いようなので。早々にチェックアウトを済ませ、少々曇りがちな天気の中、全く車の通りのない通りをひたすら南下する。


かんのファームというところで一息。

見事なラベンダー畑が広がっている。

他の花もきれいに咲いていた。


 R237を南下ちうに徐々に天候は回復し、めちゃめちゃ暑くなってきた。そんな中、、たまたま見つけたかんのファームというところで少々撮影。どうやらこういったラベンダー畑は無料で散策できるようだ。ええことです。この辺りには「ケンとメリーの木」や「セブンスターの木」といった名所?もあるらしいが、パス。あと、もっと南下したら「北の国から」で使われたセット等が展示してあるそうだが、まだ開園時間には早いし、何よりドラマなんぞに興味が無いので、これまたパス。が、まだ動物園の開園にも時間があるので、カムイコタンという史跡へ行くことに。


 カムイコタン駅跡。

 ・・・・なんだかなあ。

 あと、SLの展示もしてた。

 そんだけ。


 カムイコタンっていうのは、カムイ(神、といっても悪霊系)のコタン(村)を意味する。ここは石狩川のすぐ横にあるんだけど、この付近は川幅が狭くて、往来する船がよく転覆した、いわゆる「船の難所」のため、悪霊系神々が悪さをすると考えられたらしい。が、オレからしてみれば別に普通の風景なんだよな。仕方ないので、そのすぐ側にある駅舎跡等を撮影してたんだけど、これも首を傾げてしまう。なんだかなあ。

 せっかく来たのに、少々拍子抜け。鉄道マニアだったら泣いて喜ぶ場所かもしれないが、いまいちオレのハートには届かなかったようだ。あっ!そういえば、動物園の開園時間を忘れてた。今何時?って時計を見ると、やば!もう9:00まわってるじゃん。動物園開園時間は9:30だから、早くしないと駐車場埋まってしまう。では、急いで旭山動物園に向かうことにしよう。

 ・・・・大渋滞。カムイコタンと旭山動物園って、ちょうど市の反対側なんだよな。で、市の中心部を抜けるのに、思い切り渋滞にまきこまれてしまった。くぅおぉらぁぁぁ!!、どけこのxxxxども!!。旭山のシロクマもペンギンも、オレを待っているんだぞ!!。手前らの都合なんぞ後回しにして、オレに道を開けんかい!・・・・と心の中でつぶやいても誰も聞いてくれず、ただただ無駄に時間ばかりが過ぎていく。それでも、10:00、なんとか旭山動物園に到着した。・・・・予想通り、ここでも駐車場が大渋滞。空きはあるんだけど、無料駐車場はすでに満車。あ〜あ、無料駐車場がすぐ横にあるのに、500円払って駐車するのって、なんかバカバカしいよな。それもこれも、あの駅前の渋滞がいけないんだ。が、まあ、駐車場があるだけましか。たぶんあと1時間もすればどこも満車になるだろからな。
 さて、では気を取り直して、旭山動物園を堪能しますか!。


なんばしょっとね!

・・・・つーか、いきなりこれかい!!


 ・・・・え〜、いきなり大変見苦しいものを見せて申し訳ありません。が、やはり動物園なので、このくらいは定番かつ貴重な写真かと・・・・

 そんじゃ、ま、気を取り直して。


動物園といえばペンギンでしょう。

定番ですな。


アザラシも定番かと。

動くし、他の人もいるので

ベストショットは結構に難しい。


シロクマもいわずもがな。


 やっぱ、この辺は外せないでしょう。旭山動物園の定番中の定番。では、次は猛獣館へGo!!


・・・・なんだかなあ。

まるでやる気なし。
もうちっとなんとかならない?


 猛獣っていうのは、もうちっと緊張感があるものだと思っていたのはオレだけか?。これじゃあそこら辺の猫と変わらんじゃんよ。猫科なんだけどさ。ん?ああ、そうか!このシチュエーションは!!



これだよこれ!。

やっぱニクキュ〜〜でしょ!!

なんかプニプにして柔らかそう。

触ったらめちゃめちゃ怒りそうだけど・・・・


その他の動物達。


 うふふふふふ、見たよ、見たよ。も〜〜、かーいい動物達をしこたま見たよ。HPには載っけてないけど、ほかにもオランウータンや鷹・鷲とかサイとかいろいろいたんだけど、とてもじゃないが掲載しきれないのでパス。それと、旭山動物園では、パクパクタイムといって、動物に餌をやる時間があるんだけど、とてもじゃないがそれを見ている余裕は無いので、それもパス。
 それにしても、周りはどこをみてもカップルかファミリーばっか。おそらく99.99%までそうだろう。で残りの0.01%が一人もん。つーかオレ。だって、オレ以外に一人でいる奴ってどこにもいないんだもん。なんぼなんでもあまりに浮きすぎだよ。まあ、見るもん見れたからいいけどさ。

 さて、十二分に動物園を堪能した後は、いよいよ次の目的地である層雲峡へ移動。旭川からだと1時間くらいの距離だ。とちうの道の駅で昼飯を食いつつ移動し、14:00、無事に層雲峡に到着。

 これからどうしよう?つーか、何があるのかさっぱり分からん。黒岩岳へロープウェーがでているみたいだが・・・・と、そこに客引きっぽいオヤヂがいたので、話を聞くことに。・・・・ふむふむ、どうやらロープウェイで5合目まで行けて、さらにリフトで7合目まで行ける訳か。でさらに山頂まで歩いていけるのか。いやいやよくわかりました、ありがとう・・・・って、もちろんそれだけでは話は終わらない。宿の交渉ね。今14:00だから、上まで行って帰ってくると・・・・結構な時間だな。それからさらに移動するとなると、間違いなく車中泊決定・・・・・・・・・・。仕方ない、ここで一泊しよう。で、値段は?・・・・15000円!!。高!。う゛〜〜む、どないしよう。蹴るか?。いや、だがしかし、もしこの付近のホテルがすでに満席だったら・・・・。ふぅ、ここで手を打とう。不確定要素が多いときには、確定要素を受け入れる。それが無難かと。

 というわけで、とりあえずチェックインだけ済ませ、ロープウェーで5合目へ行き、さらにリフトで7合目へ。おりゃあああ!、それでは絶景を楽しもうか!・・・・と思ったら、残念ながら曇り。上を見上げるとガスが発生して何も見えないし。むむむむむ、判断に迷うな。さらに上を目指すか、それともここであきらめるか。しかし、せっかくここまで来たので、行けるとこまで行ってみよう。・・・・というわけで、登山開始。


登山道はこんな感じ。

これが延々と続く。


 正直な感想。ちとやばい。つーかきつい。なんぼなんでも、何の装備もなしに登るのはきつい。ジーパンなのは何とかなるが、水分の補給がないのはやばいでしょう。おまけにすぐ横で雷がゴロゴロ鳴ってるし。万が一雨が降ってきたら、風邪を引いてしまうし、大事なデジカメが使い物にならなくなってしまうので、それだけは何としても避けなければならない。で、結論。

「帰ろう」。

 仕方ないですな。どうせガスがかかって何も見えないし、無理は出来ないし。結論がでたら後は引き返すだけ。だが、それだけではあまりに寂しいので、数枚撮った高山植物を掲載。


全部高山植物。

・・・・たぶん。
名前はさっぱり分からん。 真ん中の写真は

きれいに撮れたと

自画自賛。
トリカブトだけは

たくさん引き抜いて

もって帰ろうかと思った。

・・・・うそぴょ〜〜ん。


 

 さて、最低限のものは見学できたので帰ろう。欲を言えば山頂まで行きたかったが、厳しい状況なのであきらめよう。山を愛する者(?)にとしては悔やまれるけど。

 ・・・・はい、下山しました。・・・・って、文章で書くと一瞬でつまらんな。まあ、下山とちうの事を書いても、もっとつまらんだろうけど。
 で、時間も結構な時間なので、そのまま宿に戻る。宿にはこれまたエアコンもなく、扇風機があるだけ。北海道ってどこもこうなのか?。だが、正直言って、めちゃめちゃ暑い。いや、部屋も暑いのだが、北海道に着いてから、ずっと暑いのだ。気温的にはたぶん本州と変わらんくらい。なんぼなんでも、何もしていない状態で汗をかくのは、絶対におかしいと思う。つーか、それじゃあオレの部屋と変わらんじゃん。オレもエアコンなんぞほとんどつけないし。ただ、旅先ではゆっくりしたい為、きちんと冷房の効いた部屋でくつろぎたいものだ。だが、ないものはどうしようもないので、扇風機を自分の前に置いて固定し、あとはテレビの前に陣取りひたすらゴロゴロ過ごす。飯を食べ、風呂に入ると、あとは全開爆睡モード。おやすみ。ここまでの走行距離800km。


 8月10日、6:30起床。快晴。朝から蝉が五月蝿い。宿で用意した朝飯を食べ、いざ出発。今日の予定は阿寒・屈斜路・摩周の3湖散策。時間が限られてるので、ちゃきちゃき移動ぢゃ。
 R39をひたすら疾走し、北見市へ。で、ここでCFの容量が怪しくなってきたので、2GのCFを購入。枚数にして約500枚。なんぼなんでも、これだけあれば足りるでしょう。さらに、R240に移動しエンジン全開!!というところ・・・・邪魔なトラクターが1台前を塞いだ。時速50キロのところを30キロの猛スピードで走ってやがる。仕方ないので、フル加速をして一気に抜き去る。く〜〜っ!、気持ちい〜〜!!と加速感に陶酔していると、後ろからパッシングされた気がした。で、ふとバックミラーを見ると、・・・・・・・・・・ぎょえええええ!!!!!あのパンダのような白黒ツートンカラーは、どこから見てもパトカーじゃん!!。

 仕方なく車を横に止め、お説教を食らう。が、時速30キロで走る車を抜いてはいけないのか?。対向車が来る前に元の車線に戻る為に、ある程度のスピードを出す必要があるのではないか?。とりあえずK察官の言うことをおとなしく聞いていたが、心の中は上の空。てめーらの小うるさい話なんぞどうでもいいから早く開放しろよ!!。

 ・・・・ふぅ、ようやく開放された。これも一種のThe Accident!か?などと思いつつ、気を取り直しいざ出発!あんなxxx野郎共にオレの旅を台無しにされたくないので。・・・・と、そこでオレは信じられないものを見た。なんとあのバカッ速のトラクターが向こうから来てるじゃん!。しかもあの猛スピードで。後ろには車を数十台引き連れてるし。・・・・このクソxxxx野郎!!てめえらグルか?グルなんだな?。そうでなければたかだか10〜15分で戻って来るわけないじゃん?そうか、北海道ではそんなあこぎな取締りが普通なわけか。くっ、北海道は最高だが、てめえらは最低だ!。もう2度とオレの前に現れるんじゃねぇ!!。

 ・・・・・・・・・・さて、もう1度気を取り直して、阿寒湖へ向かおう。今度は捕まらないように、後ろを気にしながらかっ飛ばす。・・・・文句ある?。そうこうしているうちに、12:00、阿寒湖到着。ここまでの走行距離960km。


 阿寒湖。

 ・・・・って、これだけみたんじゃ、どこでも通用しそうな写真だな。


 実は、阿寒湖にはマリモ観察センターという船でしか行けないところがあるのだが、遊覧船に乗るとそこに連れて行ってくれるらしいので、早速乗船。中型クラスのクルーザーは結構なスピードで移動し、約10分後にチュウルイ島という小島に到着。


チュウルイ島上陸。

実はマリモは、阿寒湖全域に生息しているわけではなく、

このチュウルイ島近辺にだけ生息しているのだ。


 超巨大マリモ。

 直径10センチくらい。

 ちなみに、一つ浮いてるマリモは、

 自分の力でジャンプしたのだ!。

 ビックリした!!。


阿寒湖は、

水際まで木が生い茂っている。

こんなとこで釣りをしてみたいね。


 マリモってええですな。なんか見ているだけで癒される感じ。

 さて、腹も減ったので、ぼちぼち飯にしよう。ちょうど近くに北海道最大のアイヌコタンがあり、そこでアイヌの伝統料理を食べられるらしいので、早速移動。


 「ポロンノ」というアイヌ料理を出してくれるところ。


アイヌの伝統料理。

名前があるのだが忘れてしまった。

混ぜご飯と豚汁と塩辛って感じ?。

ちょい(全然)違うけど、素朴でおいしい。

オレには結構あう。


 む〜、アイヌって、もっとひっそり暮らしてるもんだと思っていたので、ちと意外に感じた。いや別に偏見とかではないんだけどね。今までアイヌって、ほとんど別次元の人っていうか、意識したこともなかったから、今ひとつイメージが湧かなかったんだよね。でもこうして独自の文化を守ろうとしているのはすごいいいことだと思った。ちょびっとだけ、アイヌの人達を身近に感じてしまったよ。

 さて、そろそろ次の目的地へ移動しよう。ああ、その前にxxx野郎の置き土産を払い込まなくては。全く無駄な出費だよ・・・・。

 ふう、これできれいさっぱりした。では屈斜路湖へ向かいますか。

 15:00、屈斜路湖到着。


 屈斜路湖。

 峠の道の駅から撮影。

 意外とでかい。


 ・・・・・・・・・・これだけ。いや、他にも写真撮ったんだけどね、あんま変わらないので、これで終了。遊覧船もあるようだが、時間の関係でパス。個人的に言うと、屈斜路湖ってあんま見るとこないかも。ただ、東側にキャンプ場があるので、そちら側だけ結構賑わってた。

 さー、さくさく進もう。続いて摩周湖。屈斜路湖と摩周湖は目と鼻の先なので、ちょびっと走ればすぐ到着。


移動とちうで発見!。

つーか逃げないし。

どう見ても餌ねだってるよ。

野生動物に餌を与えては いけません!!


 

 摩周湖第一展望台にて。16:00到着。

 周囲は完全に断崖絶壁。

 霧は・・・・影も形も無い。

 朝方だと霧なのかな。


 摩周湖は、いわゆるカルデラ湖というやつだ。なんでも、流入、流出する河川がないらしい。つまり、完全に周囲から隔絶された湖ということだ。だから、世界屈指の透明度を誇るんだろうけど、オレが着いた頃には、もう日が傾き始めていて、湖の色もちょっと紺色がかっていた。


ちっとはましか?

ましだと言ってくれ。


 ・・・・あんまいい写真とは言い難いな。これ以上は、難しそうなので、次は裏摩周へ行って見よう。あんまゆっくりしてると日が暮れてしまうので、超特急で移動ちう・・・・ちと下り坂に差し掛かった時の事だ。突然前の車がえらいゆっくりしたスピードになったので、仕方無しに抜きにかかった。で、フル加速して抜いた瞬間・・・・ぎょえええええ!!いるじゃん!!。よりによってこんな下り坂で張ってるなんて。ふざけんな!と、叫ぶよりも早くタイヤが泣きそうなくらいのフルブレーキング!。と、その瞬間「ピカ!」っと、フラッシュが見えた!。間に合ったか?!。どきどきしながら横を通ると、xxx野郎どもはこちらを見つつも見逃してくれた。感謝!・・・・ではなく、やっぱそれくらい当たり前でしょ。お前らもうちっと観光客に優しくなれよな。
 
 それはそうと、そろそろガスがやばくなってきた。北海道だと、スタンド探すのが大変なんだよな。先にスタンド探すか、それとも無理して裏摩周へ行くか。・・・・裏摩周へ行こう。今回を逃したら次はないので。ガスは・・・・まあ、なんとかなるでしょう。

 さて、ネズミ捕りのトラップをかいくぐり、なんとか裏摩周へ到着。いいかげん日が傾きつつあるので、急いで撮影。


 ・・・・やっぱダメダメ。

 もちっと晴れてるといいかもしれないけど、

 雲がちと厚いので、いい感じとは言い難い・・・・。

 残念。


 む〜〜、難しいな。気象条件や太陽の位置まで考えないと、いわゆる「コバルトブルー」な摩周湖は撮れそうにない。かといって、そこまで時間をかけるにはちと無理がある。・・・・観光で最高の1枚を撮るのって難しいですな。

 さて、いいかげんお暇しよう。ガスが底を尽きる前になんとかしなければいけないし。何も無いだだっぴろい道路でガス欠なんてマヂでしゃれにならん。そんなわけで、ナビで近くのスタンドを探すと・・・・1番近くで32キロだって。んなアホな。だが、ガス欠でJAFを呼ぶのも嫌なので、とりあえず行こう。

 一抹の不安を抱えつつ、スタンドに向かう。というのは、時間がそろそろ18:00だから。この辺りの状況を見ると、そのくらいに店じまいしそうでちと怖い。さて、ナビどおりに向かった先は・・・・ない。どこをどう探してもスタンドなんかない。・・・・でたよ。たま〜にあるんだよな全然情報と違うことが。しかもこの危機的状況のときに。仕方ないのでもう一度ここから最短距離のスタンドを探す・・・・と、もうちょい先にあるらしい。今度こそきちんとあって、まだ店開いてますように・・・・。

 開いてたよ。よかったよかった。これでようやく羽が戻った。やっぱ北海道ではガスの確保は重要だよ。スタンド探すのにこれだけ神経使うなんて、静岡じゃ考えられないもん。まあ、なんにせよ、これからはもうちっと気をつけねば。できれば半分を過ぎたくらいで給油したいもんだ。・・・・燃費悪いから。

 さて、なんか疲れたので、どこぞの温泉でも行こうかな。・・・・って探すと、目の前にあった。車で1分。・・・・んじゃ、行こう。


緑清荘。

思い切り町民限定っぽい施設。

温泉は・・・・まあなんとか。

不思議なくらい料理のメニューが豊富。


 はい、さっぱりしました。では次の目的の根室へ行きますか。いや、その前に現在地を確認しないと。ふむふむ、ここは清里町か。って、もう網走目の前じゃん。こんな北まで来てしまったのか。む〜、いかにガスを補給する為とはいえ、ちと北に移動しすぎたな。こんな事なら、南方面で探せばよかった。次からは気をつけねば。では、気を取り直して、根室に向けてしゅっぱ〜〜〜つ!!。















ワープ!!!










 ・・・・22:00、納沙布岬到着。うむうむ、やっぱワープするとあっという間だな。だが、さすがにこの時間では、宿を探すのはきつそうだ。それに、できれば納沙布岬からご来光見たいし。・・・・というわけで、今回の旅で初の車中泊決定!。いい夢見れて、きれいな朝日が見れますように・・・・。ここまでの走行距離1350km。

・・・・続く。