奥州旅行


期間・・・・平成18年5月2日(火)20:30〜5日(金)7:20

総移動距離・・・・2000Km


旅行時間・・・・59時間


 明日からGW。よってどこも大渋滞になる恐れがあるので、夜のうちから早出。・・・・いつもの事か。そんじゃ今回の目的地恐山に向けてしゅっぱ〜〜つ!!。

 ・・・・5月3日13:30、目的地の平泉に到着!!。・・・・早!つーか、はしょりすぎ!いや、それ以前に目的地と違うし。。。やっぱ、文書で書くと一瞬で楽だが、味も素っ気も無いな。自分で見てもつまらんし。

 そんじゃ、改めて書き直しますか。いざ、しゅっぱ〜〜つ!!


 明日からGW。よってどこも大渋滞になる恐れがあるので、夜のうちから早出。・・・・いつもの事か。今回のオレの目的地は恐山。そう東北の果て暮れだ。ナビで検索すると、順調に行っても14時間かかる。つまり、休憩等を入れれば、少なくとも20時間以上かかる事になる。ちと・・・・つーか、めちゃめちゃ遠いな。が、ま、なんとかなるでしょう。最悪5日もあるし。

 さて、家を出たオレは富士インターから東名を一路東へ向かい、首都高へ。さらに東北道へ行くのだが・・・・なんと首都高でいきなり渋滞につかまってしまう。なんか知らんが、オレの向かう先ばかり渋滞してる気がするし。ちっ、どうやら関東もんは、お早い出が好きな奴らが多いようだ。5連休もあるから、3日の午後にでも出発すればいいのに。・・・・オレのために。ひょっとしたら『ルーレット族』の連中(もちっとましなネーミングにしろよ)がいるかもしれないので、ちと遊べるかもと思って期待したのだが、どうやらそれどころではないようだ。ナビどおりに普通に首都高から川口線ルートで行くと、めちゃめちゃ時間かかりそうなので、少々遠回りだが、三郷線から東京外環自動車道経由のほうが空いてそうなので、そちらから行くことに。別料金がかかるが、渋滞に巻き込まれるよりいいかと。で、ほとんどガラ空きの自動車道を抜け、川口ジャンクションから東北道へ。ほんとはそのまま常磐自動車道を北上すると楽なんだろうと後で思ったが、残念ながら、まだそこまで詳しい知識が無いので、ナビのとおりに進む。

 で、そのまま一気に北上・・・・と行きたいのだが、何だかすげー込んでる。渋滞という程ではないが、なんというか、全体的にすげースローペースなんだよな。ほとんどの車が80〜100kペースで、せっかくの3車線も全く意味がない。普通、高速道路って走行車線と追越車線とあるが、ここではその意味をなしていない。東名では、関東から下ってくる車ってアホみたいに飛ばしてるのに、なんで東北方面ってこんなに遅いんだ?。いや、走行車線が遅いだけならまだ分かるが、追越車線までこのペースだと、全然進んだ気がしない。めちゃめちゃ飛ばしたい訳ではないが、せめて追越車線くらいもちっとペースを上げてほしいもんだ。

 ・・・・で、中途半端に走った為か、結構に疲れてしまった。ちと道路上の車の密度が濃すぎ。そんなわけで、1:00、大谷P.Aで休憩することに。目が覚めたら、もちっと車の台数が減ってますように・・・・。


 5月3日、5:00起床。さて、どうなったか周りを見回すと・・・・車しかない。身動き取れないほど車で溢れかえっている。おまけに本線も大渋滞だし。おいおい、今、朝の5:00だぜ。なんでこんな大渋滞が発生しているわけ?。くっ、こんなことなら、無理にでももうちっと先まで行っておけばよかった・・・・と、悔やんでも時すでに遅し。仕方ないので、溢れかえった車の横を通りつつ、本線へ・・・・行く前に、ちと考慮。このまま車走らせて、今日中に恐山にたどり着けるのか?ふと疑問に思ってしまった。いやたとえ今日中についても、よくて夕方とかそんな時間だろう。それじゃあ、時間を無駄にしてしまう。どうしよう???・・・・決めた。少々目的地変更。とちうに平泉があるから、そこに行こう。それならそこそこの時間で行けるだろうし、行った後でそのまま北上し、次の日に恐山に行けばいいし。よし決めた。目的地変更。平泉に向かってしゅっぱ〜〜つ!

 本線に戻ると、その後しばらくは渋滞とそこそこペースの繰り返しになる。大渋滞というほどではないので、このままなんとかならないかな・・・・なんて思っていたら、「郡山渋滞20k」だって。も〜アホらしくなってきたな。高速出よ。そんなバカみたいな渋滞に付き合っていられん。つーわけで、インター出よう・・・・なんて思っていたら、なんだか珍しい、というか変な車を見つけた。メタリックブルーのGTO。マフラーも極太に変えてあるし、エアロやキャリパー角度まで変えてあるようだ。鬼キャンまではいかないが。で、それが80kそこそこで走行車線を走っていた。なんじゃそりゃ?。思わず笑ってしまったよ。あまりの違和感に。直線番長がなにちんたら走ってんだよ。GTOなんて直線しか見せ場ないんだから、ちゃきちゃきは走れよ・・・・と思ったが、まあどうでもいいので横をスルー。ちと煽ったら追ってくるかな・・・・なんて思ったが、それも面倒なのでパス。どうせすぐ高速下りるし。で、7:00にそのまま須賀川インターを出て、そのままR4を北上、郡山を抜ける。朝が早い為か、そこそこの交通量しかないので、快適に走行する。

 さて、順調に走っていると、二本松インターの表示が。そうだな、郡山の渋滞もぼちぼち過ぎただろうし、そんじゃ、高速に戻りますか!。というわけで、再び高速へ。予想通り、ここまで来れば渋滞はなく、順調に行けそうだ・・・・なんて思ったら、なんと村田ジャンクションから先、30kの渋滞だって!。おいおい、高速入ったばかりなのに、そりゃないでしょ。せっかく高速に入ったけど、これじゃあ意味がない。そんじゃ、その手前の村田インターでまた出るか。

 ま、そんなわけで、村田インターで再び一般道へ。で、しばらく高速の横を走ることになるのだが、予想通り、高速は大渋滞。もうほとんど身動き一つしてない。うふふふふ、ざまーみろ!。オレの作戦勝ちだな!なんて思ってたら・・・・いかん。仙台を過ぎた辺りから、めちゃめちゃ大渋滞に巻き込まれる。あ〜あ、やっぱG.Wはどこも込んでるな・・・・なんて思っていたら、なんとK察官が2人立ってるし!。で、その先はめちゃめちゃ気持ちよく走れるし!。んだ、このXX野郎!!。てめーらの無駄なパトロールのせいで、どれだけの車に迷惑かけてると思っているんだ!!。休みの日は公務員らしく、黙々と家でビールでも飲んで寝てろ!!っつーのな。

 そんなこんなで、ぼちぼちと進み、古川インターの表示が。仙台も過ぎたし、ぼちぼち渋滞もないでしょ・・・・と思い、またもや高速へ。で、入ったとたんに「渋滞18k」だって。・・・・こればっか。どこまで行っても渋滞だよ。お前らそんなに車でもみくちゃにされるのが好きなのか?と聞いてしまいたくなる。面倒なので聞かないけど。で、3たび若柳金成インターで出ることに。で、走っている最中に、信じられない車を見た。なんとあのメタリックブルーのGTOが前走ってるじゃん!。うそ〜〜!!。しかも前回見たとき同様、ちんたら走っているし。ふ〜ん、ひょっとして、渋滞ちうでも、下走るより高速使ったほうが早いのかな?。しかし、インプレッサで延々と半クラ使うと、足攣りそうになるんだよな。ま、それは下走った時でも同じだけど。どちらでも一緒ならほんとは高速のほうがいいんだろうけど、今まで見てきたS.AやP.Aって、どこも車で溢れかえっていて、駐車するのにもえらい苦労するんだよな。あんなんじゃ、下走って、適当なところでコンビニに寄ったほうがはるかにましだと思うよ。道の駅もあるし。ま、今回は下を走るということで、次からは状況により判断しよう。

 さて、高速を下りて少し走ると温泉の看板があった。そういえば、風呂入ってないから、汗でべたべただな。そんじゃ、休憩ついでに、寄って行きますか。


 延年閣。

 少々塩素臭が漂うが、温泉はなかなか気持ちいい。

 露天からの眺めはけっこういいぞ。


 さて、体もすっきりしたし、平泉もぼちぼち近づいてきた。もう一頑張りだ、オレ!。

 13:30、平泉に到着。なんというか、めちゃめちゃ込んでる!。平泉って、そりゃまあ有名だけど、そこまでメジャーな観光地か?って思ってしまう。が、どうやら何かイベントがあるようだ。平泉の駅は人で溢れかえっているし、交通整理のK察はいるし。・・・・どこか駐車場あるかな?と心配してしまうが、何とか確保。これで、ゆっくり散策できそうだ。


入り口の桜。

枝垂桜?。


 参道。

 ちょびっと坂道が、なが〜く続く。


 さて、とりあえず適当にあちこちを紹介。


 弁慶堂。  本殿。
鐘楼。 

老朽化が激しいようだ。 
杉の木。 

根元で繋がっているように見える 

・・・・と思う。 
 なんだろうねぇ。  何かのお堂?。


 ・・・・とまあ、こんな感じだ。周りに緑が多いので、寺というより神社に来ている感じがする。


平泉の誇る金色堂が

あの建物の中に。

はやく見てみたいのう。


 ・・・・さて、あちこち見た後、いよいよメインイベントの金色堂へ。中は当然撮影禁止なので、実況中継。建物に入ると。さらにその中にガラスケースがあり、その中に金色堂がある。中にある本尊の阿弥陀如来やその他もろもろの菩薩等も、当然金色。柱もご豪華な装飾が施されている。柱は本来は木製だが、永久保存が決定したため、コンクリート製になったそうだ。で、側に資料館みたいなところがあるのだが、昔の金色堂は雨ざらしになっていて、それではまずいということで、金色堂に囲いをしたらしい。さらにそれが徐々に頑丈なものに変わってきて、上記のような立派な囲いになったようだ。


さて、左右は今日の大混雑の元凶。

なんでも、今日は

『義経の東下り行列』の日なんだそうだ。

仕方ないから写真に収めたけど、一つ謎。

左の男が義経なら、右の姫は一体誰だ?


 ふぅ、超駆け足で平泉を案内終了。ほんとはもちっと写真に収めたけど、なぜかAFが作動しないため、ほとんどの写真がピンボケ状態。普段は半押しするときちんとピントが合うのだが、今日は全く反応しない。どこか壊れたか?。こんなことなら、車に置いてきた予備のデジカメも持ってくればよかった。まあ、今更言っても仕方がないので、今後は常に2つ持ち歩くようにしよう。

 さて、十分平泉を堪能したし、いよいよ恐山へ向かいますか。今からだとむつ市に着くのは夜遅くになるだろうが、まあ、オレ一人くらいの宿はあるだろう。というわけで、15:40、恐山へ向けてしゅっぱ〜〜つ!!。

 さて、平泉前沢インターから高速に乗り、ひたすら北上開始。その間、徐々に車の台数が減ってきて、八戸自動車道まで来ると、ほとんど車が走っていない状態に。「こんなんで自動車道を作る意味あんのかよ・・・・」と疑問に感じてしまう。

 18:30下田・百石インターで降り、さらにR338を北上するのだが・・・・ない。全く車の通りがない。まだ19:00だというのに、まるでゴーストタウンを走っているみたい。ほかには、オレと同じ観光らしき車が少々。これなら少々飛ばしても大丈夫・・・・というわけで、エンジン全開!モードに。だって、そうしないと、いつまで経っても着きそうにないので。そんなわけで、無人の、というかほぼ無車状態の国道をかっとばす。と、しばらく走ると、温泉の看板が。ふ〜ん、せっかくだから寄ってみようか。


 三陸温泉。

 どうやらドライブインも兼ねているようだ。

 格安料金で源泉掛け流しというのはいいですな。


 さて、温泉にゆっくり浸かって温まるとさらに北上。で、暗くて、なんだか訳のわからんところに行くのだが・・・・いきなり目の前が開けた、と思ったら、右手に恐ろしいくらいでかい施設がある。「なにここ?」と、思わずつぶやいてしまったよ。それくらいでかく、異様な雰囲気だ。、で、ここが六ヶ所村と判明し、納得。ここが核燃料サイクル施設だ。そうか、こんなところにあったのか。偶然とはいえ、えらいもんを見つけてしまった。が、これだけ暗いと写真を撮っても何も見えないと思うので、それは断念。明日恐山を見てから、ゆっくりこの辺りを見てみよう。

 と、いうわけで、原燃はスルーし、さらに北上。しばらく走ると、むつ市に到着。コンビニで明日の朝食を買い込み、いざ宿探しへ。とりあえず、目に留まったホテルに聞き込み調査開始!。
「部屋開いてます?」
従業員は「え?」って顔をしたが、こちらはそんな事はお構いなし。つーかいつものことだから全然平気。
「・・・・少々お待ちください」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お待たせしました。一部屋だけ空いてます」

 ラッキー!。そうだよ。そうこなくては。いかにGWとはいえ、こんな場所で「満室です」なんて言われた日には・・・・。といっても、あと一部屋だから、ぎりぎりセーフなんだけど。ひょっとして、恐山って、結構メジャーな観光スポットなのか?。

 というわけで、22:00ホテル到着。疲れていたが、あまり眠くない。が、明日も当然早いので、23:00に無理やり寝る。おやすみ・・・・。


 5月4日、4:30起床。早!!。むー、ホテルとかに泊まると、なぜか早起きのオレ。なんぼなんでもこんな時間から行っても開山してなさそうなので、ゆっくり準備。シャワーを浴びて、昨日買った朝飯を食べる。ついでにデジカメのチェックなんぞをしていたら・・・・おかしい。やっぱ、ピントが合わない。なんで?・・・・と思ったら、なんと、AFがOFFになってるじゃん!!!。ぐわ〜〜!。そりゃピントが合うわけないよ。なるほど、だから平泉ではピンボケの写真が多かったんだ。改めてAFをオンにして、半押ししてみると「ウイ〜ン」と作動音がして、ピントが合った。・・・・・・・・・・ふっ、機械なんて、そんなもんだ。さて、6:30になったので、ぼちぼち出発しよう。行っても開山してないなら、近場を見てればいいし。そんじゃ、ま、恐山に向けてしゅっぱ〜〜つ!!


夜は気が付かなかったが、

なにやらでかいハリボテが・・・・。

ひょっとして、ねぶた祭りで使うものか?


 さて、朝一のむつは・・・・寒い!!もーめちゃめちゃ寒い。そりゃそうだよ。山の上には、まだ雪が残っているもん。オレは春物のシャツと薄手のジャンバーのみ。風邪引かないかちと心配。・・・・ま、なんとかなるでしょう。たぶん。

 で、早速恐山に向かう。目的地はナビ任せなので楽。便利な世の中になったものだのう。今や、これがないと、オレは生きていけない・・・・というほどではないが。ほとんど交通のない道路を進み、その名もおぞましき恐山街道へ。で、街道を気持ちよく走らせていると・・・・???なんだか気分が悪くなってきた。なんというか頭痛的な頭の痛みではなくて、締め付けられるというか、重苦しいというか、そんな感じ。ひょっとして、自分で運転する車に酔ったのか、それとも・・・・

 が、その程度で引き返すのもどうかと思うので、当然無視(というか我慢)して、突き進む。しばらく走ると、不自然なくらい赤い橋が・・・・


右の立看板に

『三途川』の文字が。
雪解け水で水量がすごい。

賽の河原の石なんぞ

速攻で流されそう。
赤い橋全景。

怖くて渡れなかった。

つーか、ちと寒気がする。
何を祭っているのか・・・・。


 さて、罰当たりなコメントは置いといて、先に進む。・・・・って、もう目の前に目的地の恐山菩提寺があった。7:00到着。では、早速探検・・・・じゃなかった、散策をしますか。・・・・元気なうちに。ちなみに、この辺りはめちゃめちゃ硫黄臭がしてきつい。近場に温泉でもあるのか?


 恐山菩提寺入り口。

 ・・・・まだ、あまり怖くないかも。


入り口左にある六大地蔵。

六地蔵については諸説様々あり、

詳しく書かない。面倒なので。


 山門。

 なかなか堂々としていて、立派な面構えですな。


『霊場恐山』の文字。

なんでも開祖の慈覚大師円仁の直筆なんだそうだ。


 冷抜の湯(右)と古滝の湯(左)。

 無料で入れる温泉だが、なぜか両方とも『女湯』の看板が。

 ・・・・さすがのオレもあきらめた。


本堂。

地蔵菩薩が祭られている。


 イタコの口寄せの看板。

 残念ながら人影はない。


 イタコは、基本的には恐山大祭(毎年7月20日〜24日)と、恐山秋詣り(毎年10月、体育の日を最終日とする土、日、月の3日間)の年2回しかいないそうな。ただ、たま〜に不定期で現れるという情報もちらほら・・・・。実際には不明。その他の日は、津軽地方や南部地方で、生計を立てていて、大きい祭りの時だけ恐山へ赴くそうだ。

 さて、本殿までの道のりは終わったので、いよいよ、隣の地獄巡りに行くわけだが、周辺の写真を撮ろうと思ってデジカメを向けたとき、なんとデジカメが動かなくなってしまった!。液晶モニターは赤紫がかって何も映らないし、電源のオンオフも全く作動しないという、完全にフリーズ状態になってしまったのだ!!。う〜ん、こんなことは初めてだよ。どないしよう。考えた挙句、バッテリーを抜いて強制シャットダウンすることに。予備のデジカメを使ってもいいのだが、ずっとこのままにしておくわけにはいかないので。で、バッテリーを引き抜くと、さすがに電源は落ちた。さて、今度はバッテリーを入れて電源が入るかどうかだが・・・・入った。ちょっと変な作動音がしたが、無事に起動したので、よしとしよう。しかし、なんでいきなりこんなことになったのだろう?。今までこんな症状なったこともないのに・・・・


境内には、至る所から

硫黄が噴出しているため

めちゃめちゃ臭い。

まさに地獄だ。


 様々な場所に供養塔や菩薩像がある。


 地獄巡りを始めると、さらに気分が悪くなってきた。おまけに腹まで下してしまうし。・・・・寒さが厳しいから?。が、まだまだ見るところはあるので、がまんがまん。


文字はかすれてしまっているが

どうやら無間地獄と書かれているようだ。

意味は・・・・不明。


 硫黄で岩が変色してしまっている。

 どこかの火山の火口みたい。


硫黄のため、異様に白い川。

触ったら、溶けそう・・・・。


 不動明王。

 ここでは不動明王は地蔵菩薩の化身とされている。


血の池地獄。

それほど赤くは・・・・


 かえる?にみえるが・・・・。

 なんか不思議な石。


極楽浜。

背後の宇曽利湖がきれい。


 ・・・・そろそろ、限界に達しつつあるようだ。上の極楽浜で数人がたむろっていたが、みんな無言。せいぜい「ここはきれいだねー」なんてのたまっている程度。ひょっとしたら、みんなオレと同じ『何か』を感じているのかもしれない。が、はっきり言って、オレは他人の事などどーでもいい。つーか、かまっている余裕はない。自分の事で手一杯だから。ほんとは、他にもいろいろな地獄があるのだが、これ以上ここにいると本気で倒れそうなので、ふらふらしながらこの地を後にする。

 8:30、恐山出発。さて、これからどこに行こう・・・・ってそんな余裕はない。とりあえず、できるだけ遠くに行きたいので、ひたすら南下。しばらく車を走らせると、少しずつ気分も腹も落ち着いてきたので、しばしThinking Time。・・・・ああそうだ。原燃があった。そこに行こう。ちっとはめずらしいものが見れそうだし。そんじゃ気分一新、六ヶ所村の原燃施設へ向けてしゅっぱ〜〜つ・・・・

 六ヶ所村へは簡単、ただひたすら南下するだけ・・・・なのだが、遅々として進まない。どうやら「地元の車」渋滞のようだ。ここいらの人はどうやらえらいのんびりした人ばかりらしく、どの車も法定速度を死ぬ程よく守っている。で、守るのはいいのだが、オレとしてはちゃきちゃき行きたいので、数台まとめて牛蒡抜き!。いや別に抜かしたくてやってる訳ではないのだが、そうでもしないといつまでたっても到着しそうにないので、「仕方なく」抜かしているのだ。そこらへんを勘違いしないように。

 で、そうこうしているうちに、六ヶ所村へ到着。すると目の前に巨大な風車が出現した。


 風力発電のための風車。

 遠めで見るとそうでもないが、

 近くで見るとめちゃめちゃでかい。

 来るときは暗くて全く気がつかなかった。


さらに別の場所でもう一枚。

ちと小さすぎたか?


 さて、寄り道は終わりだ。いよいよ放射能を浴びに行きますか。つーわけで、あちこちポイントを探し回って、ようやく見つけたポイントがあった。


 核燃料サイクル施設。

 通称プルサーマル。

 何だか見ているだけで怖いゼ。

 これは某ゴルフ場の入り口(!)から撮影。


さらに近づいて撮影。

ビミョーにビューポイントが絞りにくい。

・・・・やなつくりだ。


 むぅ、これ以上は撮影不可能だ。つーか、ビミョーに撮影ポイントを絞らせないようなつくりになっているように思える(意図しているかどうかは不明だけど)。そのせいか、「ここは撮影ポイントだ」というところをどうしても見つけられない。せいぜい、二つ上のゴルフ場の入り口からの撮影ポイントがどうにかといったところだ。

 つーわけで、10:00、もちっとプルサーマルについて知る為に、『六ヶ所原燃PRセンター』というところへ向かった。すぐ近場だし。


 六ヶ所原燃PRセンター。

 必死こいてプルサーマルをアピールしたいため、

 当然無料。

 まあ、こんなものに金取ったら、誰も来んわな・・・・


左右は、

両方とも核燃料サイクル施設の敷地。

・・・・・・・・・・見渡す限り。
掲示物を作って、

必死こいて必要性をアピールしている。

そうかと思えば・・・・
ちょびっとしたゲームコーナーまである。

プルサーマルとあんま関係ない気が・・・・


 むー、難しい問題だな。日本は資源が全くないから、どうしても資源を海外に頼らざるを得ない。で、それをなんとかしようとしているのが、原子力発電所であり、さらにそれを発展させたこのプルサーマル計画なんだけど、ここを一通り見学した限りでは、確かにとても必要に感じた。つーか、どちらかというと、オレは原子力推進派だ。数十年後には、今の化石燃料は枯渇してしまうという報告もある。それまでに、新しいエネルギーを見つけるのは、残念ながらほぼ不可能だ。少々後ろ向きだが、それが、オレが原子力に賛成する理由だ。が、もちろん手放しで賛成しているわけではない。東海村の臨界事故や、もんじゅでのナトリウム漏れ事故等、原燃は問題が多い。もし、チェルノブイリ級の事故が起こったら、日本は終わりだ。だから、これらの事故が今後一切ないと誓えるなら、オレは原子力に賛成する。そんな感じだ。

 もちろん、プルサーマルには反対派がいる。その人たちのHPを覗くと、「なるほど」と考えさせられる事も多い。放射能漏れの事とか、高レベル放射性廃棄物の問題とか。ただ、原子力に代わるエネルギーの代替案がない。今、各地で風力発電の建設が盛んだが、そんなものではとてもじゃないが追いつかない。オレとしては、平和的かつ安全に原子力が利用されることを願うばかりだ。

 それともう一つ。この辺りは産業と呼べるものが何もない気がする。ただただ、だだっ広い空間がひたすら広がっている、そんなところだ。そのままにしておけば、この村は最悪自然消滅するだろう。しかし、このプルサーマルがあればかなりの人数の雇用が生まれる。仕事を求めて他の土地から移転してくる人もいるかもしれない。それに莫大な補助金も入ってくる。事実、周辺施設は相当きれいな建物ばっかりだ。道もきれいに整備されてるし。他の市町村との軋轢はあるだろうが、六ヶ所村は、もう後戻りの出来ない一本道を行くし、行かざるを得ない。そんな感じがした。

 ・・・・さて、話が重くなってしまったし、旅からずれてしまったので、ここらで元に戻そう。

 これからどうしよう。まだ気分は良くないが、とりあえず下痢は治ったようなので、『旅』は続けよう。んじゃ、どこに行くかだが・・・・そうだ。遠野にしよう。妖怪のふるさと、古き日本の姿を見るのも悪くない。ここからならちょびっと高速下ればすぐだし。好好、なかなかアイディア。そんじゃ、遠野に向かってしゅっぱ〜〜つ・・・・

 ・・・・といわけで、六ヶ所村を後にし、一路南へ。三沢十和田百石インターから八戸自動車道から東北自動車道へ入るのだが・・・・なんだか腹の様子がおかしい。時を追う毎にだんだん下痢の回数がひどくなってきた。岩手県に入る頃には、もう、完全にブレイクスルー状態で、運転するのもきつくなってきた。やべーよ。すげーやばい。絶対普通じゃないよ。P.A毎に休憩してトイレに駆け込むのだが、1回では済まされず、落ち着いたと思ったらすぐに2回目の駆け込みをしなければならない状況。どこぞのP.Aで薬が欲しいと頼んでも、事務所にも置いてないというし。くっ、お前らが気分悪くなったとき、事務所に薬も置いてないんじゃ、どないすんねん?

 う〜ん、う〜ん、なんとか、なんとかしなければ。とりあえず全く食欲がないが、無理やりたこ焼きを食べておく。出すもんないとつらいので。で、腹を温めると少しだけ楽になるのに気づいたので、腹にタオルを巻きつけ出発。無理しないように少しずつ、少しずつ進む。で、遠野へ行こうかどうか迷ったが、こんな状態ではとてもじゃないが何も出来そうにないので、仕方なくスルー。どっかの病院に行こうにも、どうせやってないし。ま、遠野はまた今度ということで。

 で、このままなんとかなんとかやり過ごせないか・・・・なんて思っていたら、来た。尋常じゃない痛みが腹に来た。もーめちゃめちゃ痛い。さらに吐き気まででてくるし、なんだかめちゃめちゃ寒気がするし、とどめに手足に痺れまででてくるし。・・・・って、おい!それは低血糖の症状じゃん!!なんぼなんでもこの状態で現れんなよ!・・・・って、言ってもどうしようもないけど。

・・・・・・・・結論。もーだめだ。絶対にだめだ。このままでは、オレはマヂで死んでしまう。こーなったら、いったん高速降りて、薬局で薬もらおう。というわけで、17:40、仙台泉インターで高速降りて、近場の薬局へ駆け込む。とりあえず症状を説明して、整腸剤と砂糖を買い、流し込む。で、薬局の事務室で少し休ませてもらったが、全く症状は改善されない。・・・・・・・・ふぅ、仕方ない。こうなったら最後の手段。救急車を呼ぼう。というわけで、店長にお願いして、救急車を呼んでもらう。・・・・5分後、救急車が到着し、いざ出発!・・・・しない。体温を測ったり(この時点で38.5度あった!)、血圧測ったり、受け入れ先の病院を探したり。さらに、住所だの、年齢だの無駄に一通りのことを聞いてくるし。オレが思うに、搬送ちうに死亡するのって、こんな無駄な事聞くから、死亡するんじゃないの?と思ってしまう。まあ、なんだかんだで、20分程そこにいた後、ようやく受け入れ先の病院も決まり出発。・・・・もちっと迅速な対応してくれ。

 5分ほどで、病院到着。で、何だか、点滴の針を両腕に付けられて、身動きできない状態に。まあ、どうせ何も出来ないんだけど。・・・・で、しばらくそのままでいると、ようやく落ち着いてきた。寒気もなくなったし、手足の痺れも大丈夫なようだ。お腹も楽になったし。というわけで、ぼちぼちおいとましよう。いやいや、そのまえに会計を済ませなくては。・・・・16,120円也。当然保険証なんぞ持ってないから、10割負担。ふぅ、全く無駄な出費だ。お金をドブに捨ててる気分だよ。まあ、これで体調良くなるなら仕方ないけど。

 21:00、病院からタクシーで薬局に戻り、店長に礼を言い、そのまま高速へ。さあ、これで家まで一直線!・・・・って思ったら、しばらく走らせるうちに、また腹が痛くなってきた。しかもめちゃ痛状態で。おいおい、これじゃあさっきと変わらんじゃん!と思いつつ、今更病院に戻るのも不可能なので、さっき買った胃腸薬でなんとか痛みを紛わす。40〜50分くらいで痛みが治まってきたので、再び高速を南下。行くときはゲロ込み状態だった高速も、今ではほとんど車の通りもない。寂しいのう。


 5月5日、4:00、休憩しつつ南下した結果、ようやく宇都宮に到着。好好、先が見えてきた。空もうすぼんやりと明けてきたし。このまま無事に家までたどり着きますように!

 5:00、首都高突入。ここまで来ると、さすがに車の通りが多くなってきた。まあ、渋滞にはほど遠いけど。で、そのまま東名に入るのだが、入ったとたんに車の量が激増した。ちょっとしたプチ渋滞だ。気分はさすがに良くなっているが、今度は延々と車を走らせてきた疲れがちらほら。半ナチュラルハイ状態にあるので、まあ大丈夫だろうが、限界超えると一気に疲れが押し寄せてくるので、慎重に車を走らせる。

 そして、7:20、ようやく家に到着。うわ〜〜ん、疲れたよ〜、きつかったよ〜、怖かったよ〜。一時はどうなることかと思ったけど、なんとか家にたどり着いたよ。いつもはそれなりに『旅』を楽しめるのだが、さすがに今回はマヂでやばかった。本気で死ぬんじゃないかと思ったよ。これに懲りて、しばらくはおとなしくしてようかと。なんか、虎馬になりそうだし。


 〜〜今回のおみやげ〜〜

 今回は青森ひばの草履と

 お湯を入れると文字が出てくる湯飲み。

 例え死にそうな状態でも、自分への買い物は忘れんタイプ。


  〜〜後日談〜〜
 家に帰り、少し休憩してから、速攻救急病院へ。そこで診断されたのは『嘔吐下痢症』。点滴を打ってもらい、1日分の薬をもらうが、あまり症状が改善されない・・・・。夜中も起きてトイレに駆け込まないといけないし。翌日、かかりつけの病院に行くと、『食あたり』と診断された。3たび点滴を打ってもらい、処方の薬を飲むと、ようやく下痢が収まった。・・・・なんとも長い道のりだった。今思えば、むつのホテルで食べたコンビニのサンドイッチがよくなかったと思う。やっぱコンビニ弁当なんぞ食うもんじゃないね。