信越・奥羽旅行


期間・・・・平成14年9月12日(木)夜〜15日(日)

目的・・・・温泉めぐり

総移動距離・・・・1870Km


 9月12日(木)23:30、出発。お金をけちけち節約するため、いつものように、ひたすら下を走りつづける。R139からR20へ。さらにR19を経由しR117へ。小休止をはさみつつ、山梨・長野を縦断し、新潟へ。津南に到着したのは10:00。ようやく第一の目的地だ。


 この家を見て何を感じますか?普通の家に見えますか?

 とんでもない。家の2階右隅をご覧ください。これは何に見えますか?

 玄関です。階段もないのに、どやって使うのでしょう?

 ここは中里村7不思議の一つ?。中里村に来たときゃ一度はおいで。


 実は前回中里村に遊びに来たとき、上の家を見せてもらったのだが、写真に撮るのを忘れてしまった為、今回どうしてもこれを撮りたかったのだ。つまり、たったこれだけの為に、わざわざ新潟まで来たって訳!。オレってつくづくすごいよな。こういう無駄なものに傾ける力って。自分で感心してしまうよ。つーか、あきれるもんか?


  竜神の湯。

  新潟に来た時は、必ず寄ります。

  理由はいろいろ。

  ちなみに、今回で3回目。


 11:00、津南にて目的を達成し、次の目的地へ。って、実は何も決まってなかったんだな、これが。とりあえず、漠然と「秋田でも目指そうかな」と思い、新潟をひたすら北上。R117からR8、さらにR7へ。ところが、いけどもいけども新潟から脱出できない。いいかげん運転するのに疲れた頃だ。夕暮れ時にようやく2つ目の温泉を発見。


 瀬波温泉、竜泉。

 新潟の中でもかなり北に位置する温泉街。

 近くに「笹川流れ」という観光スポットがあるらしいが、

 暗くなってきたので、温泉のみ堪能して、この地をあとにする。


 一体、何時になったら新潟を脱出できるのだろう。本州全土が新潟県ではないかと思うほどだ。気も狂わんばかりにエンジンに鞭打ち、いつの間にか降ってきた雨の中をひたすら北上するインプレッサ。やがて海岸線が見えてきた。いつの間にか、山形に入っていた。
 今のオレにとって、山形は通過点に過ぎないと思い、さらに北上し、とある道の駅で小休止している時、なぜか突然松島が見たくなった。悲しきかな、この突然の誘惑に駆られ、進路を一路東へ。R47をひたすら突っ走るが、まずいことにガスがピンチに。時刻20:30。田舎では19:00頃にスタンドは閉まってしまうため、なんとか開いていそうな道路をと、R13を南下。なんとかガスを確保した。マジでドキドキヒヤヒヤものだった。その後は翼を得た鳥のようにひたすらR8をひた走り、念願の宮城県へ。仙台近辺の道の駅で休憩したが、あまりの寒さにエンジンをつけっ放しにせざるを得なかった。・・・・環境破壊だが仕方ない。ちなみに気温は13度。


 9月13日、7:00。朝日で目がさめ、いよいよ松島を目指す。


奥松島その1。

不思議な形の岩なので

撮ってみたが、ちと暗い。

本当に、きれいな岩ですよ! 


 奥松島その2。

 できるだけ松島らしい景色をと、

 島が点在する地点を探したが、なかなか見つからない。

 目ではきれいに見えるのに。


いよいよ(表)松島へ。

やはり表のほうが、入り組んだ地形で松島らしい。


 松雄芭蕉も訪れ、「松島やああ松島や松島や」と

 詠んだとか、詠まないとか。


石を刳り抜いたような石仏に、

小銭が所狭しと、押し付けてあった。

周りに何の説明も無く、ただただ無言で、そこに佇む。

雄島を守るかのように。


 石仏が並ぶ不思議な場所を見つけ、

 シャッターを切ったが、その風景は保存されず、

 何処かへ消えてしまった。

 間違いなく、撮れたはずなのに・・・・。不思議。


 とりあえず、松島の風景を堪能した後、3つ目の温泉探しへ。ナビで検索しながら移動するが、日帰りの温泉はなかなか見つからず、無駄な時間が過ぎていく。仕方ないので、友人お勧めの秋保温泉へ。始めからそうすればよかったと、ちと後悔。


秋保温泉。市太郎の湯。

ちとはずれにあるため、

正式には違うかもしれないが、

別に問題ないっしょ。小さく、質素な温泉。 


 さて、秋保温泉を出発した後、着替えがなくなったため、服を調達しに山形へ向かうことにした。おまけにガスも危なくなってきたし。しかし、なぜ山形と思ってしまったのだろう。仙台へ戻ればもっと楽だったのに。というのは、宮城と山形の県境にある笹谷峠の存在のせいである。
 この笹谷峠は、一応R286という国道であるが、ベラボーな細い道と急な坂で、とんでもない峠だったのだ。直前に山形自動車道のインターがあり、みんなそちらへいくのでおかしいと思ったが、まさかこんなことになるとは・・・・。必死の思いで峠を越えると、越えた先にまたもやインターがあった。ひょっとして、この峠を越す為だけのインターなのか?いかにお金をけちけち節約する旅とはいえ、ここだけはなんともやりきれない思いがした。
 山形市街で着替えとガスの調達も完了し、いよいよR13を南下を開始する。夕暮れ時、米沢に到着し、鷹山の湯を発見。一休みすることにする。


  ここは、温泉というより、銭湯だった。

  まあいいや。

  お湯は間違いなく温泉だったし(露天風呂のみ)、

  体はさっぱりしたし。

  

 体もさっぱりしたので、さらに南下を続ける。福島でR4へ(いつの間にか)入り、さらにペースをあげる。R4はほとんどバイパス化しており、とても走りやすい。ただし、オービスには要注意だが。
 東北地方を走っていて思ったのだが、どこもかしこも道路が不思議なくらい整備されている。それと同時に、至る所で道路工事がされていた。恐らく、年がら年中こういった状況なのだろう。公共工事の必要性と不安を、同時に感じてしまった。
 もうひとつ。車のスピードが鬼のように速い。軽トラやダンプまで、80Km以上で走る。峠を。道路がよすぎると困った弊害があるようだ。こちらは助かるけど。
 という訳で、順調に南下をした結果、無事に栃木を越え、埼玉に入る。が、さすがにここでダウン。近くの道の駅で小休止。さらに南下しR16へ。さらにR129で神奈川にはいり、再び小休止した後、R246で静岡にはいる。御殿場に到着したのが、7:00。


 家に帰る前にもう一つくらい温泉に行こうと、友人のYagipon氏を誘い、何を血迷ったか寸又峡へ向かうことにした。なんで行こうなんて思ったんだろう?。ナビのとおりにR1からR362へはいると・・・・そこはアップダウンの激しいワインディングロードだった。しかも道幅は狭いし。ガスも出て最悪のコンディションの中、ヒーヒーいいながらもなんとか寸又峡に到着した。

 

そこは、絶景だった。

はるか下を、大井川の源流が流れる。

水の色は真っ青だった。俺は思った。

「誰がバスクリンを入れたんだ?」



 この写真を撮っているとき、

 突然犬の鳴き声がしたと思うと、茂みから鹿が飛び出してきた。

 その後を犬が吼えながら

 追いかけていった。どこまでも・・・・。


橋の上で佇むオレ。

動かなければ怖くないのだが、橋の上でシャッターを切ったりすると、

不安定でほんとに怖い。

デジカメを落としそうになった。ついでに自分も落ちそうになった。


 

 写真がぶれてしまったが

 こちらが寸又峡の飛龍の湯。

 小さいけれど、客がなくて

 のんびりくつろげた。


  

 駐車場からつり橋までけっこう歩いた為、もはや体力の限界を感じていたオレ。行きのルートはデンヂャラスな為、R473経由で帰ることにする。予想どうりへばったオレは、途中で小休止し、自宅へ。無事に自宅へ戻ったオレは、もはや立つ事も面倒なくらい疲れきっていたが、なかなか寝付けなかった。寝る体力もなかったって事?しかし、体を動かす事も億劫なため、無理やり眠りについた。
 次の日も、疲れが残っていたので、なにもせずにごろごろ過ごし、一日が無駄に過ぎていった。


 こうして、3日間の温泉めぐりの旅は終わった。毎回終わった後で思うのだが、もっと事前の下調べをすれば、もっと効率よく廻れるのだが、性格が性格だけに、どうしようもない。またいつか、気が向いたら、日本のでこぞへ出かけるんだろうな。なんとなく。