大和・紀伊旅行


日程・・・・7月15日(木)21:30〜7月17日(土)00:30

目的・・・・なんとなく・・・・

総移動距離・・・・1333Km
 
旅行時間・・・・51時間


 7月15日(木)21:30、まほろばの都、大和の国へしゅっぱ〜〜〜〜〜つ!ってなわけで、突発的発想で、いきなり奈良県へ向けて旅立つことにした。何処に向かうかは全く決まっていない。行ってから考える。・・・・う〜〜ん、すばらしい計画だ。 

 で、いつもどおり、R1をひたすら西へ。22:00から無料になるバイパスをひたすら突っ走る。もはや見飽きた感のあるバイパスだが、これを突破しないと先へ進めないので仕方が無い。走るたびにコースや風景が変わる道だったら面白いのにね。
 ・・・・壊れた妄想は置いといて、先に進む。R1から途中でR23へ。この道は愛知県と三重県をつなぐ重要道路なのだが・・・・なんというか、トラックの数が尋常ではない。一般車を5とすると、トラックは95くらい。一般車は、トラックに踏み潰されそうになりながら、走っている。もちろんオレもだ。ちなみに、このR23という道は、やたらとオービスが多い気がする。道が整備されているからといって、かっ飛ばしていると、絶対痛い目みるので、ちういが必要だ。・・・・もちろんオレにはそんなもん必要ないぞ。
 で、三重県に入る。一旦R1に戻り、さらにR25(名阪国道)に。ここは、もう関西圏。バイパスを光の速さでかっ飛ばすバカボンどもがうようよいると思ったら・・・・、意外や意外、トラックも一般車も、全くフツーに走っている。ちょっと拍子抜け。関西人に偏見持ちすぎか?

 7月16日、3:00、伊賀のドライブインに到着。・・・・いや別に忍者屋敷なんぞに興味は無い。ずっと走り続けたので、ちと仮眠したいだけ。ここまでくれば、奈良は目と鼻の先だし。「車の中」で一休み。
 6:00、あまりの暑さのため起床。朝6時で車の中は蒸し風呂状態。エンジンつけとけばよかった・・・・。
 軽く朝食を済ませ、出発。8:00頃天理に到着。・・・・で、どうしよう。なんにも案が無い。運転にヒーヒーいって、何処に行くか全く考える余裕がなかった。・・・・仕方ない、まずは温泉で体をさっぱりさせようかな。

 行動開始。まずはナビで検索。△△温泉が一番近いのか。では行ってみよう。・・・・どこにあるん?ないやん、それっぽい建物。オーマイガーーー!。だまされちまったぜ。仕方ない、次の場所を探そう。・・・・遠い。距離では10Km程なのに、やたら遠く感じる。なんというか、新しい道と古い道が入り組んでて分かりにくいし、どの道も中途半端にしか出来ていない。つながりも悪いし。そんなこんなで、やっと見つけた温泉は・・・・。
「潰れてるしー」
 Ohなんてこったい!障子がビリビリに破れていて、とても人の気配はない。・・・・オレは温泉をあきらめた。

 10:00。仕方ないので、正倉院へ向かう事にする。が、いきなり失敗。今いる場所(潰れた?温泉地)からだと、全く逆の場所じゃん。天理の北だし。なんだよ、それなら一番先に正倉院へ行っとけばよかった。ため息をつきつつ、進路を北へとる。・・・・で渋滞に巻き込まれた。先に書いたが、奈良県の道は、どれもこれもやたら中途半端。そのため車の往来がかなり制限され、どうしても渋滞になってしまうようだ。問題なのは車の数ではなく、道のつながりの悪さ。古い都はちょこっと掘ると、すぐに昔の遺跡等が発見され、保存される。そのためまっすぐな道ができにくいのではないだろうか。・・・・と、勝手に想像してしまった。少なくとも、この地に新しい弾丸道路が出来ない限り、渋滞は絶対改善されないだろうし、町の発展もないと思った。

 ・・・・思い切り話がずれてしまった。正倉院の話だ。12:00頃、ようやく到着。駐車場は無いが、横っちょに停める。・・・・だって他の車もそうしてるもん。ほんの小一時間程、車を休憩させるだけ。バチはあたらないでしょ。で、念願の正倉院を拝見。『無料』。「え゛」。マヂ?・・・・イヤッホーー!。ラッキー!じゃあ、じっくり見ていきますか!


 おお、これが正倉院か。

 って、結構でかいな。

 いや相当デカいぞ。
 ・・・・・・・・・・なに?

 これより立ち入り禁止??

 ってこれで終わりかい!

 20メートルくらい離れてんぞ!
・・・・めちゃめちゃむなしい。

言葉にならないよ。

何しに来たんだろ?


つーか、これだけなら、

平日オンリーにする必要ないじゃん!

(土日祝日は見学すらできない)。


 ・・・・なんか詐欺にあった気分だ。小学校の修学旅行で奈良に来た事があるが、その時は中も拝見したような気がするのだが、記憶違いだったか?。結局1時間かけて見るつもりが、1分で終わってしまった。
 放心状態で正倉院を後にする。なんか全てがあほらしくなってくる。どうしようと思って辺りを見回すと・・・・鹿だ。けっこういるな。ちょっと捕まえてみるか。何事もないかのように横を向きつつ、じわじわと近づくオレ。


 ばれた。

 明らかに警戒している。

 一歩近づく毎に一歩後退する。

 「・・・・・・・・・・・・」。


 

 なんて警戒心の強い奴だ。餌を持ってる奴には飛び掛ってくるくせに、何も持っていないと、全く見向きもしない。おのれ家畜の分際で!(もちろん違う)人間様に楯突こうとは!(いや興味ないだけだって)。でも実際、どれだけ餌をやっても、こいつらが懐く事はないだろうな。走って追いかけようと考えたが、この灼熱の大地でそんなことをすれば、間違いなくタンカで運ばれてしまうのでやめといた。


あきらめて車に戻ろうとした時、発見。

全然気付かなかった。

こっちを見ても逃げようともしない。

群れから離れているようだし、

ひょっとして、はぐれ鹿か?


 汗だくになって、車に戻る。結局収穫ゼロ。体がベタベタするので、ダメ元でもう一度温泉探し。・・・・ってすぐそこにあるじゃん!。2〜3Km程の距離だよ。・・・・行ってみるか?。いや、でも有料道路の中だ。なんか日帰りはやってなさそう。でも一応聞いてみるか。510円払って、有料道路に入る。
「うちは日帰りはやってません」
 ・・・・入って2分で夢は終わった。

 もういい、12:30だし飯にしよう。って探すのすげー面倒臭そう。市街では駐車場がないから、郊外だな。とりあえず西に向けて流していると、カンポの宿の看板があった。「・・・・!!」。そうだ、カンポの宿があった。カンポの宿はどこも温泉だった。ラッキー!。これで温泉と飯にありつける。


 奈良県にある数少ない温泉宿の1つ。

 料金は日帰り510円(平日)とリーズナブル。

 レストランは高いけど、温泉だけの利用なら、結構いいかも。


 ようやく、体がさっぱりできたので、旅への再開も力が入る。次の目的地は、石舞台古墳。ここから1時間程のところにあるらしい。では気合を入れて、出発!

 ・・・・20分後、大渋滞に巻き込まれる。先ほどの気合は何処へやら、全然車が動かないので、エアコンも全く機能しない。熱さと暑さで頭がおかしくなりそうだ。ナビが検索した裏道行っても、あまり変わらないようだし。
 そんなこんなで、明日香村にある石舞台古墳に辿り着いたのは、15:00。この辺りはとても田舎で、とても静かだった。・・・・って誰もいないじゃん!250円払って入っても、見学してるのオレだけだし〜。やっぱ中央から相当離れているため、ここまで来る人ってあまりいないんだろうな。


でかい。相当でかい。

この写真を見ただけでは分からないと思うけど、

間違いなくでかい。


 反対側から撮影。

 横幅は推定7〜8mくらい。

 高さは2.5mといったところか。


さらに別角度から。

この写真から、石舞台古墳は

台形の盛り土の上にあることが分かる。

・・・・分かるよね?ね?


 それでは、いよいよ古墳の中へ。

 ・・・・って、入れるんかい!

 知らんやったよ。


入り口。

かなり大きい。

背を屈めなくても、そのまま入れるし。


 中の写真。

 かなり丁寧に組み上げられていた。

 インカ帝国の石組みにも負けてないぞ!。

 多分。
 


花が供えられていた。

やはり伝「蘇我馬子の墓」だからだろうか。

・・・・ちと見にくいか?



おばちゃんが2人入ってきたので、

撮影をお願いした。

大きさの比較の為だ。オレって研究熱心?

間違っても記念写真じゃないぞ。本当だぞ。


 さて、時間も時間だし、そろそろお暇しますか。熱気ムンムンの車に戻り、次の目的地を考える。奈良は渋滞ばっかだから、といってもこの近辺では・・・・そうだ!高野山はどうだろう?一度行ってみたいところだったし、ここからならそう遠くないんじゃないか?ナビで検索してみると2,3時間で着きそうだ。今日はもう遅いから、ひとっ風呂浴びて、どこぞで一泊して、明日高野山ということで。では高野山と、その方面の温泉へ向けて、ぷろれたりあしゅっぱ〜〜〜つ!

 ・・・・またやられた。途中の**温泉へ進路をとったんだけど、そこは○○療養所だって!おいおい勘弁してくれよ〜。またはずしちまったよ。これは「温泉」で検索するより、「リゾート施設」で検索した方がよかったかも。・・・・仕方ない、温泉はあきらめて宿を探しますか。

 で、押しかけ問答・・・・はしなかった。今回はきちんと電話で予約。
「すいません宿空いてます?」。
「はい、空いてますけど、何人です?」
「一人です」
「・・・・そうですか」
「一泊いくらですか?」
「9000円からになります。あ、ひょっとして安い方がいいですか?」
「ええ、まあ、安い方がいいのはいいですけど・・・・」
「じゃあユースホテルを紹介しますよ。そちらだと5500円で宿泊できますから」
「ああ、そうですか。ありがとうございます」

 ・・・・なんか、丁重に断られたように感じるのは、オレの気のせいか?。TELを教えてもらったが、ユースホステルって確か相部屋だし、寝巻きもないはず(違ったっけか?)。・・・・やめよう。ちと離れてるけど、和歌山市のビジネスホテルでも探すか。「空いてますよ」。・・・・決まりだ。

 行く途中のR24で再び大渋滞が発生し、プチパニックに陥ったが、なんとか到着。飯は当然無いのでコンビニ行き。近くの食堂という手もあったが、めちゃめちゃ疲れてたのでやめた。ちゃきちゃき飯食って、風呂入って寝よ・・・・と思ったが、眠れない。なんか疲れが限界超えてて、休むに休めない感じだ。・・・・やはり少々値は張るが、高野山近辺の宿をもう少しアタックしとけばよかった。いかに安いほうがいいとはいえ、ここからだと結構な距離あるし、ちゃんとした旅館だとうまい飯も出るだろうし。
 そういえば、今日はやたらと失敗ばかりだ。つーか、下した判断が全て裏目に出ている気がする。温泉はスカばかりだし、行った先には肩透かし食らったし。明日は、大阪方面は晴れのち雨だというし、天候次第ではこのまま帰るのもありか?


 7月17日4:00起床。なんでこんな時間に目が覚めるかな〜。外を見ると快晴。とりあえず天気は大丈夫そうだ。チェックアウトは7:00だし(それまでフロントは無人らしい)、すげー暇。2度寝も出来そうに無いので、買ってきたるるぶで高野山の事前のチェック。最低限見るところは、根本大塔と、奥の院、時間があれば高野山霊宝館といったところか。では、行けるとこまで行ってみますか!

 7:00を待つようにしてチェックアウト。道が込まないうちに行けるとこまで行かなくては。車を走らせつつナビでチェック。予定時刻は9:00だそうだ。そんじゃ、どこまで縮められるか、記録に挑戦だ!。

 R24を安全運転しつつ、2車線の道路を快調に飛ばす。朝はやはり車の通りが少ないから気持ちいい。が、やはり国道。1車線になると、めちゃめちゃペースが落ちる。我慢に我慢の末、ようやく高野山方面への分かれ道。ほとんど登りばっかりの道だ。
 「どけどけどけい!」
 
 『雀の子、そこのけそこのけインプレッサが通る』。

 雀の子をぶち抜きつつ、ひたすら高野山を目指す。オレが急いでいるのにはそれなりの訳がある。それは、駐車場の問題。なぜって、平地ならともかく、あんな山の中だと、たくさんの駐車場なんか期待できないからだ。結局10数台の車を抜き去り、ようやく高野山へ到着した。時刻は8:30。幸いな事に駐車場は空いていた。が、やはり思ったとおり台数は限られていた。よかったよかった。これで思う存分高野山を堪能できそうだ。


 やはり、まずは金剛峯寺でしょう。

 高野山の中心にして、真言密教の総本山。

 もちろんこれは入り口だ。


金剛峯寺。

昔、豊臣秀吉が亡母の菩提寺として建立した

青厳寺が、後に金剛峯時と改称したらしい。

ちなみに開山当初は、高野山全体が金剛峯寺と

呼ばれていたようだ。


 後で分かったことだが、

 拝観料500円で、庭が見学できたようだ。

 せっかくだから見たかったな〜。


 金剛峯寺終わり。さすがに誰もいないと寂しい。なんか居ずらくなって、そそくさと後にする。
 で、次に向かった先は奥の院。ここは、弘法大師空海がまだ生きていているという大師信仰の中心地。835年(承和2年)3月21日寅の刻に入定したが、今でも毎日お給仕が続けられているそうな。


奥の院入り口。

一の橋というところ。

ここから2Kmの道を

延々と歩く事に。


 奥の院の道。

 木がうっそうと生い茂っていて、

 少し肌寒いくらい。

 薮蚊がやたらと元気だったので、

 許しを請いつつ、殺生しまくってしまった。南無。


弘法大師坐像。

入り口からちこっと行ったところにある。


 とちうの仏様。

 名前は不明。


とちうの仏様その2.

汗かき地蔵だそうだ。


 奥の院にはたくさんの墓がある。20万とも30万ともいわれる程のとてつもない数だ。その中からとびきり有名な戦国武将3人の墓を探して写真に収めてきた。


 武田信玄・勝頼の墓。

 けっこう立派かも。
            豊臣秀吉の墓。

     面積は奥の院一だそうだ。
            織田信長の墓。

      わかりにくい場所にある。


 他にも、伊達正宗や、本多忠勝といった有名武将から、河野通直といった超マイナー武将までてんこもり。
 その他にも下記のような訳分からん墓まであった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

あんたら何を祭るんて感じ。

まあ、他にも企業の墓が山盛りだったし、

何でもありということで。


 ・・・・ほんとにここはなんでもありということらしい。話によると、天皇の墓まであるそうな。どの天皇かとか、何処にあるとか、全く不明だけど。


 高野山の生き物。

 いや、別にこのリザードマンだけが住んでいるわけではないんだけどね。

 この暑い中、ピクリとも動かないのはすごい。

 それを撮影するオレもすごい?。


水向地蔵。

・・・・だそうだ。


燈籠堂入り口。

ここから先は撮影禁止。

上の写真は少しブレてる。

下はかなりズームして撮影。


 上に書いたが、ここから先は撮影禁止。写真の燈籠堂の裏に、弘法大師が「住んでいる」弘法大師御廟がある。御廟の前には何かのお経を呼んでいる人であふれかえっていた。信仰に熱心なのはいいことだと思うが、頼むから後からの人にもう少し遠慮して、横っちょのほうでお経を読んでくれ。

 ふ〜〜〜、堪能した。行楽地なんかより、こういった歴史あるところを散策した方が、好きなんだよな。ちとジジくさいかも?。
 で、元来た道を逆戻り。同じ道を歩くのはイヤなので、別ルートを通る。こちらは、中の橋という、一の橋より奥の院よりの駐車場に続く道。日陰が無くて、めちゃ暑かった。

 今度は、西にある壇上伽藍方面へ。こちらは真言密教の修行の中心地。気を引き締めていきますか。


 根本大塔遠景。

 この塔は、過去何回も落雷に合い、

 焼失しているそうな。

 現在のものは、昭和12年に再建されたものだそうだ。


根本大塔近景。

朱塗りの壁が美しい。

中には、胎蔵界大日如来と

金剛界四仏が配置されている。


 根本大塔内は撮影禁止になっていたが、外は撮影自由なので、試しに外から撮影してみた。内側にいる人から死角になるように移動し、わずかな隙間から撮影敢行。2,3枚撮影したが、残念ながら、全部ピンぼけ状態。柱が複雑に折り重なっていたため、ピントが合わせられなかったのだ。残念。後で思ったことだが、フォーカスをマニュアルで撮影すればよかったんだよな。もう遅いけど。ちなみに拝観料は200円。


 町石と言うそうな。

 壇上伽藍から奥の院まで合計216もあるそうだ。

 これは一町石。つまり1番目の町石。

 梵字は密教の諸尊を表すそうだ。


金堂。拝観料が200円かかる。

が、誰もいなかった。

バチがあたるといけないので、

きちんと払ってきたぞ。

ちなみにここも撮影禁止。


 涼しそうだったので撮影。

 ・・・・そんだけ。


ズームにして撮影。

どうやらお堂のようだ。

南無青龍大権現とある。


 これで、おおよそ一通り見たな。まだ大門を見てないが、それはまあいいや。ちと離れてるし、足も疲れてきてるし。ああそうそう、もう1個、高野山霊宝館を忘れていた。ここは、高野山の貴重な文化遺産を保存展観する施設。これはやはり外せないでしょう。


 高野山霊宝館。

 ここには国宝21、国重要文化財・県指定文化財等合わせて

 2万8千点もの文化財を収蔵しているのだ。


 高野山霊宝館は、奈良時代頃の仏像から(なんで開山前のものがあるんだろう?)、「伝」若かりし頃の空海直筆の文書(!)まで様々なものがある。彫刻はどれもすばらしい出来だが、絵画はどれもすすだらけで、保存状態があまりよくなかったのが残念。しかし、鎌倉時代の頃のものまであるのだから、仕方ないか。

 さて、もうお昼になったのでぼちぼち移動しますか、と、駐車場に戻ったら、駐車出来ない車であふれかえっていた。まあ当たり前か。そんな中、悠々と車に戻り、日差しで熱々になったハンドルを握り、エンジンをスタートさせる。が、突然思った。
「何処に行こう?」

 しばし思案。時間はもう昼。4:00起きのオレはかなり腹が減った。しかし、この近辺では食べたくない。観光客相手の食堂なんぞろくなもんじゃないし(少し偏見)、高いから。てなわけで、ここから1時間ちょいのところにある龍神温泉へ行くことにした。すぐ側に道の駅もあるし。では昼飯を少し我慢して、龍神温泉へしゅぱ〜〜〜つ!。

 龍神温泉へは、高野龍神スカイラインを通って行くのだが、最近無料になったらしく料金所が撤去されていた。ラッキー!。道もなかなか整備されていて気持ちいいし、雀の子はすぐにどいてくれるし・・・・?

 13:00過ぎ、道の駅に到着。が、駐車場はいっぱい。高野山の洗礼をオレも食らってしまった。待つのも面倒だし、先に温泉に行きますか。目と鼻の先だし。


温泉旅館下御殿。

龍神温泉は日本三大美人の湯の一つと

言われている。

理由はラジウムの量が豊富だからだって。


 値段の割に(1000円)中の施設は内湯のみとショボい。まあ、かなり高級な旅館なので(江戸時代からの老舗らしい)、仕方なし。ちなみに別に露天風呂があるが混浴。めちゃめちゃ小さいけど、眺めよし。

 龍神温泉街の側に曼荼羅の滝という名所があるらしいので行ってみることにした。600m先なんてなってるから、そちらを見てみると山。・・・・しまった。今さっき温泉行ったばかりなのに、また汗かいちまうじゃん!。先に滝を見に行けばよかったよ。よりによって山道を600mとは、高野山でけっこう歩いたうえ、昼飯もまだとあっては、かなり厳しいものがあるな。まあいい、滝でマイナスイオンを取り込んで、それから飯にしよう。


 ・・・・曼荼羅の滝だって。

 水なんてほとんど流れて無いじゃん!。

 汗だくになって、得られた成果がこれだけとは、

 なんともやりきれない。


龍神温泉近景。

この辺りには、

日高川という清流が流れている。

ガキンチョどもが、

結構水遊びしていた。

気持ちよさそう。


 なんだかなー、もうへろへろだよ。いいかげん足が笑ってきた。今度こそ道の駅で昼飯だ。・・・・15:00、ようやくおそいおそーい昼飯。普段でも、イレギュラーでこのくらい遅くなる時があるが、今回は特別。本気で体力の限界を感じた。道の駅に戻り、ガツガツ食べると、ようやく落ち着いた。ちなみにこの道の駅「龍神」には「柚子アイス」という、なんというか、チョー「個性的」なアイスがあるから、行った時には食べてみそ。・・・・多分癖にはならないけど。

 ようやくゆっくり落ち着いたところで、身の振り方を考える。考え得るルートは2つ。1つは本宮町経由で熊野3社詣で。当然この近辺で一泊。その後伊勢方面で帰るルート。もう1つはこのまま和歌山方面へ進路を取り、高速を使って帰るルート。・・・・答えは1分で決まった。
 
 「帰ろう」

 大した理由ではない。今回の旅は失敗。ただそれだけ。予想以上に汗をかいた為、着替えを使い果たしてしまったし、これ以上深追いするのは無謀そうだったから。

 そうと決まれば即実行。ナビによると、9〜10時間はかかりそうなのでちゃきちゃき移動しよう。R371からR425へ、さらにR424を経由して阪和自動車道へ。とちうあまりの眠さに小人さん(※1)に助けられたり、ガス欠寸前まで追い込まれたりしたが、なんとか吉備ICへ。

 後は、高速の一本道。大阪ではこまめな料金所にイライラしたが(大阪人はもっと怒れよ!)、名神に入るとそれも解消。ようやくゆっくり帰れる。・・・・と思ったら、それもつかの間、なんと雷は鳴るは雨は降るはで、もう散々。滋賀から岐阜の辺りだけだったが、ひどい目に遭ったよ。

 0:30、自宅に到着。

 今回はいろんな意味で疲れたよ。恐らく今までの旅の中で最悪な旅だったな。なんせ、今回写真のほとんどが石舞台古墳と高野山の2つで占めてしまったからな。まあ、それも思い出といえば思い出なんだけど。次はもう少し行く先の事を調べてからにしようかな。ちなみに、つい最近高野山と熊野と吉野の一体が世界遺産に登録されたが、全くの偶然。知ってれば、当然無理してでも熊野と吉野にも気合で行ってた。はず。

 ・・・・なんか、次の旅はここで決まりそうだな。

  ※小人さん・・・・あまりに眠い時、どこからともなく現れて、手助けをしてくれる妖精(?)。ただし、小人さんはいたずら好きなので、勝手にハンドルを反対車線に切ったり、ノートに書いている文字を宇宙文字に変えてしまう事があるので注意が必要。